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森田療法の『あるがまま』の意味、間違って捉えてる人が多いよね



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どうも


キャンです( ´∀`)

今日は神経症をなおすための有名な治療法の一つ、森田療法について僕の意見を述べようと思います。


森田療法は、けっこう有名なので、たぶんみなさん一度は聞いたことあるだろうと思います(ネットとかで神経症について調べればすぐでてきます)。知らない人のために、森田療法について簡単にご説明します。


森田療法とは


今から90年くらい前に、森田正馬(まさたけ)先生という精神科のお医者さんがいまして、その先生がつくった神経症をなおすための方法です。神経症をなおすためには「あるがまま」という考え方が大切だといっています。


森田療法は机上の空論?


で、昔からある森田療法なんですが、世間の評判はどうかといいますと、

「森田療法のおかげで、神経症が改善された!」という人もいれば、「全く効果がなかった……」という人もいて、意見はバラバラなんですよね。

森田療法についての書籍も数多く出版されていますが、例えばアマゾンのレビューとかだと「森田療法は机上の空論」と言っている人がいたりします。実際に効果があるかどうか意見がわかれています。パッと見、「効果がない」と言っている人の方が多いような気がしないでもないです。


では、なぜ、こんなにも人によって意見がわかれるのでしょうか?

森田療法に対する相性の問題もあるのかもしれません。

しかし、僕が思うに、森田療法では「あるがまま」という考えをうたっているのですが、この
「あるがまま」という考え方が分わかりづらいから、意見がわかれているんだと思います。

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「あるがまま」って何?




森田先生のいう「あるがまま」について簡単に説明しますと、

『何か気になることがあったとしても、それにとらわれずに、自分が今やるべきことを実行していく。人間の感情というものは、天気と同じで、自分でコントロールできるものではなく、常に移りかわるものである。今やるべきことに打ち込むことで、気になっていたことも、そのうち気にならなくなる。』


という感じだったと思います。


なんだか、言いたいことはわかるんだけど、「じゃあ具体的にどうすればいいの?」って疑問に思います。僕の場合は「何かに没頭すればいいの?」と思い、必死になって没頭しましたが、その間、症状について忘れていたのかといえば、微妙…。没頭するのが終われば、結局、気になることにとらわれますしね。


「あるがまま」と言い聞かせても神経症はなおらない!?


神経症をなおそうと思う上で、「あるがまま」という考え方は、とても大切だと思います。


でも僕の経験上、「あるがまま、あるがまま」と自分に言い聞かせたところで神経症はなおりませんでした。


神経症をなおすためには、自分の経験に基づかない言葉を自分に言い聞かせても効果はないと思います。


神経症をなおすためには、自分で現実を確かめることが必要になってくるんです。



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結局、「あるがまま」って何なん?


神経症にかかっている状態は、脳みそがいわゆる洗脳状態になっているので、そんな状態の脳みそに、自分で言い聞かせても効果はありません。例えば宗教とかのマインドコントロールにかかっている人を想像してみてください。そういう人は、脳が強く洗脳されているので、まわりの人がいくら言ったって、他人の意見なんか聞かないですよね?それと同じです。


では、どうすれば洗脳された脳みそを普通の状態に戻せるかってとこですが、


そのためには、現実を繰り返し、自分の目で確認することです。

詳しくは『恐怖症をなおすための法則』に書いていますが、例えば、他者視線恐怖症をなおす場合ですと、他人とすれ違ったときに、人が自分のことなんて見ていないことを、何度も自分の目で繰り返し確認することでなおっていきます。


繰り返し確認するうちに、自分の考えが間違っていたと、脳みそがわかってくれて、次第に、脳みその洗脳状態がなおっていきます。


そのほかの神経症をなおす場合も、基本的には今いった視線恐怖症の治し方と同じだと考えています。


神経症の原因は、現実を間違って認識することで起こるので、その間違った認識をなおすためには、現実を自分で何度も体験して、脳みそに現実を何度もたたきこむことが重要だと思います。何度も叩き込んでいくうちに、次第に思いこみがなおっていくはずです。


で、「あるがまま」についてですが、

現実を何度も確認していくことで、現実を脳みそが受け入れていくようになり、その結果、「あるがまま」という考え方が身についていくのだと思います。


たとえば他者視線恐怖症の場合は、視線恐怖症がなおったとしても、他人の視線はやっぱり気になるんですよ。でも、気にはなるんだけど、怖くて人前にいけないほどではなくなる。これが、視線恐怖症がなおった時の状態なんです。そして、この状態が「あるがまま」が身に付いた状態です。


まとめ


・神経症をなおすうえで、「あるがまま」に症状を受け入れるという考え方は大切ですが、ただ「あるがまま、あるがまま」と自分に言い聞かせても、神経症はなおりません。


現実を何度も確認していくことで、現実を脳みそが受け入れていくようになり、その結果、「あるがまま」という考え方が身についていく。


「現実を確認することで神経症を改善させる」という方法について、森田先生は「恐怖突入」という言葉で説明しています。神経症を治す過程において、森田療法で大切だと思うのは、「あるがまま」よりも「恐怖突入」の方だと思います。


次回はこの「恐怖突入」についてお話したいと思います。



でわでわ



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