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神経症になる原因は?書籍『こだわりの心理』より



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どうも


キャンです。

人が怖いという対人恐怖症のなおしかたは「ありのままの自分をさらけだして、受け入れてもらうことを体験する。その体験を、何度も経験する。」という方法でした。


この方法を考えるうえで、書籍をいくつか参考にしたのですが、そのうちのひとつをご紹介します。

『「こだわり」の心理(著者:加藤諦三、出版社:PHP文庫)』です。

僕の経験談も交えて、お話していこうと思います。



神経症になる原因


引用文
彼ら(=神経症者)の完全主義は、やはり人との関係であらわれてくる。完全でなければ人に受け入れてもらえないという不安である。(中略)おそらく、小さい頃から親によってそのような不安を味わわされていたのであろう。強く優れていなければ見捨てられると、小さな頃から不安だったのであろう。P22


神経症になる原因は、子供のときに、親に「ありのまま」の自分を受け入れてもらえないことだと、筆者は指摘しています。


子供が、「完全な自分でいないと、親から見捨てられてしまう」という不安を抱きながら育つと、大人になってもその考えがぬけきれず、「完全でなければ人から受け入れてもらえない」と錯覚していくとのことです。

まさしく、僕がそうでした。

の場合、母親が原因でした。

、中学の頃、休日は家でごろごろして過ごすのが好きでした。ある休日のときでした。いつもどおり家でゴロゴロしていたら、母親が「何で、あんた、休日いつも家にいるの?普通、男の子だったら、休日は友達と元気よく外で遊ぶのが普通じゃない?どうしてうちの子はこんな風になってしまったの……。悲しいわ……」と、嘆いてきたんですよ。中学2年くらいだったかな。その時は、すごいショックでした。自分が悪いことをしてしまったような気がしました。

それ以降、休日、家にいると罪悪感を感じるようになり、家にいれませんでした。家にいれないので、行くところもなく、自転車で一人、行くあてもなく、さまよっていました(友達のところに遊びにいっているフリです)。たまに、休日、家にいようものなら、冷たい目で見られるようになってきました。晴れた日に、家にいたら必ず嘆かれます。

もう、この頃は、休みの日は家にいることが悪いことで、僕は親を悲しませている、親不幸者で、母親に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

僕は、ありのままの自分を母親から受け入れてもらえなかったので、他の人も、ありのままの自分を受け入れてくれない、否定してくると錯覚していき、だんだん、人が怖くなっていきました。

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自分の運命を受け入れる


引用文

『いずれにしろ、私はそんな親(子供の心を理解できない親)のもとで育った。仲間が幸福の星のもとに生まれたとすれば、私は不幸な星のもとに生まれたほうだった。その私が、(中略)彼らをうらやましがり、同じようにしようとしても、それは無理な話である。(中略)同じであろうとすれば悩むだけである。 P122』


筆者によると、
心に何らかのハンディをおっている人が、普通の人と同じであろうとしても、同じにはなれないし、その違いに悩むだけである、とのことです。

このことは、対人恐怖症などを克服した人にも当てはまると思います。

僕の話になりますが、僕は、対人恐怖症(人と接するのが怖い)にかかっていましたが、それは大学時代に克服しました。しかし、克服したものの、「人がちょっと怖い」という感覚は、いまだに残っています。

僕は、この残った「人がちょっと怖い」という感覚に、就職した後、悩まされました。

就職して1年くらいたった頃でした。一緒に会社に入った同期のメンバーは、みな仕事を覚え、堂々と、のびのび仕事をしている様子でした。

一方、僕の場合は、堂々とは程遠く、先輩などと話すときは、相変わらず緊張しましたし、職場で、のびのびとするということが、全くできませんでした。

特に致命的だったのが、「人に質問するのが怖い」ということでした。

正直、のびのびとしていられる他の人がうらやましかったです。そして、悩みました。

「僕は、この緊張を一生感じ、ビクビクしながら仕事をしていかなくてはいけないのか?」と。


職場で、ある程度緊張するのは、対人恐怖症にかかっていた人の宿命として、受け入れるしかないのかもしれません。



心の弱さも考えて、生活設計をする


引用文
『人々は自分の自我の確かさに合わせて生活設計することをあまりしない。収入が少ないからこのような生活をしています、といえば、人々はそれを認める。しかし、自分の自我は脆いからこういう生活をしています、といっても、人々はあまりそれを認めないし、そのような習慣もない。 P144』




新入社員が、社長と同じ家に住もうとしてローンを組めば破綻します。自分の収入を無視して、社長の収入と同じだと思ってローンを組めば、そりゃ、破綻します。


それと同様に、精神が脆い人が、健全な精神の人と同じように生活しようとしても、自分の精神の脆さを無視して、無理しているわけだから、いつか破綻するときがくると。だから、自分の精神が脆いと自覚している人は、自分の心の脆さを考慮にいれた上で生活設計しなさい、そうしないと、破綻しますよ、と筆者は言いたいのだと思います。

また、僕の話になります。

僕は、対人恐怖症を克服したので、もはや、普通の人と同じ状態になったと思っていました。

就職した後、さまざまな問題に直面しました。先ほど、お話した、職場での緊張もそうですし、少しでも注意されただけで、異常に傷ついてしまったり、ちょっとした仕事でも、自分に責任が問われるようなら、そのプレッシャーから押しつぶされそうになるなど、問題はまだまだありますが、あげるとキリがありません。細かいミスも日常茶飯事で、常に叱られるんじゃないかと、怯えて、ビクビクしていました。

会社では、常に、このような状態でしたので、次第に、心が病んでいきました。「このまま、働き続けたら、必ず将来うつ病などになってつぶれてしまう」何となく、そう、感じていました。

1年間ほど考えぬいた結果、会社をやめることに決めました。

僕の選択が、正しかったのかどうかは、現時点ではわかりません。しかし、答えが見つかるのは、意外と遠くない気がしています。


以上、「こだわり」の心理でした (´・ω・)


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