引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)

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どうも
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)@】
ども、きゃんです。
引きこもり・ニート脱出後に、おすすめのバイト(仕事)は何ですか?と聞かれたら、とりあえず僕は、ホテルの客室清掃の仕事をおすすめしたいです。
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自分に向いている仕事ってなんだろう…
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)A】
僕は、仕事がまったくできないダメダメ人間です。大学を卒業後、新卒で入った役所は、色々あって4年で退職(詳しくは記事「仕事ができない…僕の転落人生」を参照)。
自分は、なんかまわりの人たちと違う…。みんなが当たり前にやってることが、できない…。仕事ができない…。
公務員時代は、そんなことをよく感じていたし、隣の先輩が厳しく、毎日が辛い地獄の日々でした。
精神的にも追いやられていき、このまま続けていったら、たしかに給料はいいけど、必ずウツ病になるな…と感じたので、それをきっかけに、退職しました。
その後、障害者施設で働いてみようかなと思い、働いたものの、経営者がダメダメな人で、結局、一ヶ月でやめました(経営者とけんかした)。
上司と威勢よくけんかし、言いたいコトもバシっと言えたので、今までの自分の性格からして、驚くべき成長だなあ…なんて、思っていたんですが、結局、無職に。
無職になると、やっぱ、不安というか、つらいです。収入がなくなるからね…。
それと、公務員をやめた後、第一発目の仕事で、失敗してしまったので、社会でうまくやっていく自信が完全に失われていきました。
なんか、どこかの会社で働けたとしても不安。また、人間関係でトラブルになり、苦しむんだろうなあ…と、マイナスな思考ばかり思い浮かぶ。
結局、自分には、どんな仕事が向いているんだろう…
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元引きこもりでもできる仕事って?
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)B】
悩みながら、色々、求人誌を見ていたら、あるコトを思い出した。
僕は以前、ニート時代(障害者施設で働く前)に、職業訓練なるものを受けていました。
で、そこに参加していた元引きこもりの少年が、引きこもり脱出後、ホテルの清掃のバイトを少しやっていたと発言していたのを、思い出した。
「引きこもりだった少年が、できたくらいなんだから、(悪いけど)僕にも、できるかも…」
と。
ホテルの客室清掃の仕事(バイト)を探してみると、いくつかでてきました。
その後、履歴書を書いて、面接をし、ホテルの客室清掃の仕事(バイト)をすることになりました。
県によって違うのかもしれませんが、沖縄県の客室清掃のバイトは、まず落ちないと思います。だって、人が足りてないんだもん。
僕が働いていたホテルは、客室清掃で受からない人、見たことないです。むしろ人が全然入ってこないから、留学生をガンガン雇ってました。受からないんじゃないかと心配していた人は、そんな心配しなくていいんじゃないかな(沖縄県の場合ね。他の県は知らん)。
面接の志望動機や服装などについて。
僕が面接をうけたときは、一応履歴書は書きましたが、志望動機は一言も聞かれませんでした。所詮と言っちゃ、なんですが、所詮バイトだから、面接時の服装も私服でいいっすよ。スーツなんか着る必要ないです。
引きこもり・ニート脱出後の一発目の仕事選びは重要!
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)C】
引きこもりやニートの中には、過去に、仕事で、上司とかに厳しくされ、仕事をするのが怖くなり、やめてしまった人、多いんじゃないかな?
厳しく叱られるコトを、怖がっている人多いと思います。
僕も、そうでした。公務員時代、先輩に厳しくされまくったので、もともと対人恐怖症もちというコトもあり、人から怒られたり、厳しくされることに対して、異常なまでにビクビク恐れるようになりました。
引きこもり・ニート脱出後の一発目の仕事選びは重要です。
せっかく、「引きこもり・ニートから脱出したい」と、第一歩を踏み出したのに、厳しい上司がいる職場だったりしたら、せっかくの「引きこもり・ニートから脱出したい」という気持ちが台無しになってしまうおそれがあります。
ニート・ひきこもりから脱出するきっかけが、パーにならないためにも、仕事選びは慎重にいきたいところです。
傷ついた心を癒してくれるのは、「人のあたたかさ」
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)D】
会社の上司などに厳しくされて、傷つき、仕事をやめた。再び、働くのは怖い。そして、引きこもりやニートになった。
こういう人は、心が傷ついているわけです。
そのトラウマから、新しい職場で働くのが怖くなってる。
働いても、人間関係などで、また失敗してしまうんじゃないかって
そういう傷ついた人たちを癒してくれるのは、「人のあたたかさ」だと、僕は思います。
「人のあたたかさ」を感じられる職場に、うまくめぐり合うコトができれば、傷ついた心は少しずつ回復していき、仕事に対する自信もついてくるはずです。
僕が働いていた、ホテルの客室清掃の仕事は、「人のあたたかさ」を感じることができました。
ホテルの客室清掃をはじめる前は、「また人間関係などで失敗してしまうんじゃないか…」と、ものすごく不安でしたが、やってみると、無口で無愛想、極度の人見知りで、対人恐怖症気味の僕でも、なんとかうまくできました。
ホテルの客室清掃についての説明1
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)E】
ホテルの客室清掃ということで、入ったんですが、実際、僕が担当したのは、ベッドメイク。
ホテルの部屋の掃除って、色々やることあるんですよ。
洗面台の清掃、トイレの清掃、お風呂場の清掃、床の清掃、アメニティ類(ハブラシや石鹸。バスタオル)の補充、ほこり取り、ベッドメイク。
だいたいこんな感じかな。
この中で、力も必要だし、時間がかかるのが、ベッドメイク。
僕のホテルでは、男性陣に関しては、清掃をさせるのではなく、ベッドメイクをさせていました。ベッドメイク以外の部分(トイレ掃除やモノの補充など)は、おばちゃんがやって、僕たち男性陣は、ベッドを専門でやるという風に、業務方法は完全に分業化されていました。
僕は基本ベッドメイク専門でやってましたが、時には清掃にも入らされました(清掃のほうが疲れる〜)。
ホテルの客室清掃についての説明2
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)F】
僕が働いていたホテルは、1フロア25部屋くらい。そこに清掃員が、2〜3名入ります。
1フロア25部屋ですが、全ての部屋に清掃に入るわけではないので、一日に入る部屋数は、(清掃員が二人の場合)一人あたり、だいたい10部屋前後くらいだったかと思います。それを、朝10時からスタートして、午後4時くらいまでに終わらす感じ。間に合わなそうなフロアがあれば、はやく終わったフロアから応援という形で手助けに行き、お互いに助けあって、なんとか、全体で午後4時までに終わらすという感じです。
無口で口下手、無愛想な人でも、OK
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)G】
おばちゃんに媚びを売るわけではないけど、雑用とかは、積極的にやるようにしました。たとえば、清掃後、ベッドのシーツや、バスタオルなどが、たくさん貯まります。溜まった、リネン類(シーツやタオルなど)は、廊下に放置するわけにいかないので、専用の袋にいれます。清掃時間に追われているおばちゃんとかは、リネン類を袋に入れる時間すらもったいないと感じるのか、袋にいれずに、袋の上とかにポーンと、タオルとかを投げて放置したりしがちです。そういった、放置されたリネン類をせっせと、袋に入れる役を僕は自分からしてました。
あとは、各フロアに、アメニティ類(石鹸とかハブラシなど)とリネン類(シーツやタイルなど)を保存しておく部屋=リネン庫っていう倉庫があるんですよ。各フロアの清掃員は、そこから、必要なモノをとって、部屋の清掃に入っていきます。
で、このリネン庫、しょっちゅう、モノが足りなくなったり、割と、ごちゃごちゃになって、散らかったりします。おばちゃんは、清掃時間に追われているので、なかなか、リネン庫を整理したり、モノを補充する時間っていうのがないんですよ。だから、僕は率先して、担当になったフロアのリネン庫の補充や、整理整頓をやるようにしてました。
ほかにも、色々、空き時間を見つけては、清掃員のおばちゃんのお手伝いをやりました。
対人恐怖症気味&極度の人見知りだった僕は、最初は、おばちゃんに世間話を自分から話しかけることすら怖かったです。
事務的な会話しかできませんでした。
「このタオル類、片付けておきましょうか?」
「足りなくなってた石鹸、補充しといたんで」
「ゴミ、僕がだしとくんで(各フロアで出たゴミは、最後、そのフロアを清掃した人が、1階のゴミ捨て場まで持っていく。ゴミは重いし運ぶのめんどいから、おばちゃんはたいてい嫌がるんだけど、僕は、率先してそれをやった)」
事務的な会話しか、できていなかった僕ですが、黙々と(雑用を含め)仕事をしていると、次第に、おばちゃんから声をかけられるようになりました。
「〜君、いつもありがとうね」「助かるわ〜」とかね。
極度の人見知りで対人恐怖症気味な僕は、自分から雑談とかはできない性格なんですが、相手の方から、やさしく話しかけてもらうと、とても癒されます。
次第に、僕の方からも、おばちゃんに仕事以外の話ができるようになっていきました。
「いや〜、今日も、たくさん部屋ありますね〜」とか「〜さん、疲れた〜」とか。少し、甘えるようにもなっていきました(笑)
僕は、いろんなフロア担当だったので、基本はベッドメイクをしつつ、時には、清掃も入りつつという感じだったんですが、無口で、極度の人見知りな僕でも(雑用などを含め)仕事を黙々とやっていたら、どのフロアのおばちゃんからも、たいてい喜ばれました。
「〜君、いつもありがとうね」「助かるわ〜」って。
で、色々、各フロアのおばちゃんから、話しかけられるようになっていき、僕も、口下手なりに、それなりの会話をできるようにもなっていきました。
なんか、人と仲良くなるコツを、少しつかんだ気がしました。
人と仲良くなるためには、会話だけがすべてではない
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)H】
今までは、人と仲良くなるためには、やっぱ何かしゃべって、仲良くなっていくものだと思ってました。
でも、この清掃の仕事を通して、別の仲良くなる方法を体験した気がします。
会話を通して、仲良くなっていくんじゃなくて、体で示すっていうか、態度で示すっていうか。
う〜ん、なんて言うんだろう
おばちゃんが嫌がるような雑用を、黙々とやっていく→おばちゃんは嬉しい→無口で黙々と雑用をする→すると、おばちゃんの方から、話しかけてくれる→僕、嬉しい→僕の閉ざされた心が少しずつ開かれていく→次第に、僕のほうからも、話しかけれるようになっていく
こんな感じで、色々なおばちゃんと仲良くなれました。まあ、仲良くなったといっても、がっつり話すわけじゃないです。基本、僕はしゃべらないんで、何か話しかけられても、言葉がでずに、笑ってごまかすコトが多いけどね。
口下手で、極度の人見知りな僕でも、職場の人とうまくやっていけたという経験ができたのは、とても大きい。
次第に、自信もついてきました。
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性格が悪い人たちは、みな、やめていく
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)I】
ホテルの客室清掃の仕事(バイト)って、けっこう割にあわないとこあるんですよ〜
求人雑誌とかでは、
「主婦・未経験者歓迎!勤務時間は10:00から15:30まで」
と書かれていたりします。
でも、僕が働いていたホテルの客室清掃は、勤務時間が15:30に終わることは、ほとんどなかったです。たいてい、4時半くらいまでかかっていました。
しかも、休憩時間一切なし。昼飯も食べれません。
ひどいときは、休憩なし、昼飯なしで、六時まで、ぶっ続けって時ありましたよ(涙)
昼飯食えないから、痩せていくんですよね…
どのオバちゃんも、清掃の仕事をやってから、痩せたって言ってました。あるオバちゃんは、10キロ痩せたって言ってました。
とにかく、肉体的には過酷な現場でした。 求人情報の内容と、実態が全然違うんです。
だから、ホテルの客室清掃の現場は、人の入れ替わりが激しいんです。けっこう辞めていきますよ。
まあ、やめるのも仕方ないと思いますよ。休憩ないし、昼飯食えないし、全然、3時半に終わらないし。打算的な人は、みな辞めていきますね
「なんだ、ココ。最初と全然話が違うじゃん(怒)早く終わっても、応援とかで、違うフロアに行かされるし。3時半に終わらないし。やってらんねー」って。
結局、どういう人が残るかというと、
「打算的じゃない人たち」
つまり、損得で物事を考えない人たち。
「給料安いし、肉体的に過酷だし、辞めたいのは、やまやまだけど…。自分がやめると、みんな大変になる。それに、これまで、みんなで協力して、一生懸命頑張ってきたんだから、これからも、何とか力をあわせて頑張っていこうね!」
↑こんな人たちが、残っていきます。
つまり、単純に、性格がいい人たちが残っていくんですね。
性格が悪い、利己的で、打算的な人たちは「けっ!こんな仕事、バカバカしくてやってらんねーよ!よく真面目に働いてんな〜」って思い、入って一ヶ月たたずにやめていったりします。一ヶ月もたない人も、たくさんいます。
他のホテルがどうかは分かりませんが、とりあえず、僕が働いているところのおばちゃんたちは、みんな優しくて、いい人たちでした。
適度に人と関われる
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)J】
客室清掃の仕事(バイト)が、なぜ、引きこもり・ニート脱出後にオススメなのか。
おばちゃんがいい人たちで、優しいっていうのも理由の一つですが、こんな理由もあります。
接客業ではないので、基本、人とそれほど関わらないけど、まったく人と関わらないというわけではない。そこそこ、人と関われる点。
引きこもり・ニート脱出後にオススメの仕事として、よく言われるのが、製造業。ただ、黙々と作業をつづけるという点では、ホテルの客室清掃と変わらないと思いますが、製造業は、たぶん、人とほとんどコミュニケーションをとらないと思うんですよ。
ただ、黙々と作業していくイメージ。
ホテルの客室清掃は、他のおばちゃんとかと、業務中、そこそこ喋ったりするので、社会復帰という面では、製造業よりもいいんじゃないかな。
若いコは、可愛がられる
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)K】
あとは、若い人がいると、かわいがられるというのも、オススメ理由かも。
基本、客室の清掃って、おばちゃんばっかだから、若い人は、孫みたいな感じで、ちやほやされます。(笑)
僕は、「〜君、これ食べて」って、よくお菓子もらってました(´▽`)
まとめ
【引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)は、ホテルの客室清掃だと僕は思う(体験談)L】
引きこもり・ニート脱出後におすすめのバイト(仕事)に、ホテルの客室清掃をすすめる理由をまとめますと、
@優しいおばちゃんが多いから、対人恐怖症気味で、傷つきやすい性格の人でも、割とやっていける。
A雑用とかを黙々とこなしていると、「いつも、ありがとね」と、感謝されるので、単純に嬉しい。極度の人見知りで、口下手でも、黙々と真面目に仕事に取り組んでいると、おばちゃんの方から話しかけてくれたりする。次第に、こちらの方も、心を開いていけるようになる。
Bがっつり人と接する仕事でもないし、また、まったく人関わらないという仕事でもない。適度な人間関係が、割と心地よい。
C若いコは、孫のように。可愛がられやすい。
まあ、こんな感じですかね〜
現在(2014年12月30日)も、僕はホテルの客室清掃をやっています。最初に入ったホテルは人事異動という形で異動になり、現在は、沖縄県内のリゾートホテルで、同じように、客室清掃&ベッドメイクをやっています。
この2箇所目でも、うまくやっていけるか最初は心配でしたが、一箇所目と同じように、真面目に黙々と仕事をしていたら、問題なく、おばちゃんと仲良くなれました。
「上司から怒られるんじゃないか?」「怖い先輩がいたらどうしよう?」
引きこもっていた人たちは、こんな悩みあるんじゃないでしょうか?
そういう方へ。おばちゃんが嫌いじゃないのなら、ホテルの客室清掃の仕事、思い切ってやってみてはどうでしょうか?
肉体的にはけっこう過酷ですが、精神的には楽ですよ〜
でわでわ